マール消失しないとつまらんくね?

だいたい下山中にマール消失せずともグダグタでも人違いだと説明してればリーネの捜索は続いて救出されてるんじゃないのか? 王家のペンダントも一介の兵士が見て覚えているとも思えない。
400年分の服装差もあるのだから人違いだろうと兵士側も思うはず。


つまり、 マール消失しない展開にして、


兵士「やはり魔族のいる山に王妃様がいるわけないか…。それにしてもお前達、丸腰でどうしてこんなところに…。まさかお前達、人間に化けた魔族じゃないだろうな…。まさかなぁ…。用事がないならさっさと降りろ。


「一体なにがあったの?」

「悪いが詳しい事は言えないんだ。王妃様が誘拐されたなんて言える訳がない。」

「王妃様が誘拐されたの?

「なぜそれを知っている!?」

「…今、自分で言ったでしょう?

「あ!あ!しまった口が滑った。すまんが
ここだけの話にしてくれ」

「なんで内緒にしているの?」

「王妃様が誘拐されたなんて広まったら国の維新に関わるらしい。

「いしん?」

「城の警備態勢が脆弱だとかの噂が広まると隣国や魔界から戦争を仕掛ける口実を与えてしまうらしい…。てそんな無駄話をしている場合じゃない。今は王妃様の捜索をしないと! 王妃様を咥えた魔物はこの方角に来たというが。二人は目撃しなかったか?」

「いいえ」

「そうか…。」

クロノとマールは兵士の問いに答えると下山した。
魔族や魔物という単語に疑問した二人はいまだこの世界が歴史とは繋がらない世界たと思っていた。

街を歩いている売人から声をかけられる。
富裕層だと思われ、新聞を買わないと言われる。
立ち読みする二人。新聞には400年前の日付けが記載され、魔族との戦争記事が書かれている。
売人に魔族について尋ねたクロノ達。

「魔族を知らない?ご冗談でしょう? (貴族様は魔族すら観たことないってのか」

「ほんとに分からないの。教えて。」

「…。といわれてもなぁ。説明するもなにも、危険な奴らとしか言いようが…。そうだ魔族図鑑がたしかこっちの棚に…


山で観たのはジャリーという魔族だった人間等を食糧とし、奪った人間の衣服を着る。知性が高く人言語を理解する事もできるが、多くは独自の言語で生活していて、群れで行動している。

 


※中世ヨーロッパの盗賊とはリストラされた元傭兵であることが多く、山に住み着いていた。

 

もしカエルが一人で解決する展開だとしたら?

 殺される訳でもなく誘拐だった。何が目的なのか?  この後何らかの人質交渉があるのか? どこかのアジトへ連れていかれたとして

カエルは魔岩窟に向かった。中立を宣言している魔界にメッセージを飛ばす。リーネを誘拐した魔族の容貌を伝えると魔界からの返答はヤクラ属だと判明。ヤクラは強大な力を持つ為、個別に監視対象となっている。恐らく、監視されていない野良ヤクラ

 

orヤクラは強大な力を持ち、魔界の監視の目すらも逃れている。

 魔界からもリーネ捜索隊を派遣するという。