催眠術をかけられたクロノは身元をはいた。

「ヤクラ様!本日の捕らえた2名の人間ですが…

「何?時を越えてやってきた人間だと!? そのような事、あるわけが…」

無線機やスマホ、ゲートホルダーをヤクラに見せる部下。それらをまじまじと見つめるヤクラ

「これらの機械をトルースの山奥で使うと未来へ行けるというのか!?…」

「人間がいうにはそうらしいです。確認はまだしておりませんが…。」

「明日、私が直々に調査しよう。あとこの件に関しては極秘事項とせよ。」

「というと?」

「強欲なビネガーの事だ。直ぐにでも未来への侵略を開始させるだろう。ガルディアでさてえ手が足りぬというのに。それに情報のインパクトが強すぎる。万が一我々が人間界にいる事が魔王様の耳に入るような事態になれば…」

「判りました。では」

 

ゲートホルダーを服のポケットにしまうヤクラ。
ヤクラは大臣として王宮の執務室へ戻った。 

深夜、天井の梁から降りたカエル。


※大臣に擬態した状態で所持していたアイテムはどうなるん?
変身しても物質類まで変えられないなら、大臣からヤクラになる前は服を脱ぎ捨てないと破れる。ヤクラも大臣になったとき、全裸になる。

物質類まで変化して質量を変えられるなら、アイテムを無尽蔵に持てる亜空間倉庫の存在も一理ありうることに。