カエルがそもそも魔族にマーキングされているパターン

林の中、衣服が木にかけられているのを目撃したクロノ。その先にて髪の長い女達がしゃがみ込み何かをしている様子。クロノは気になって恐る恐る近寄った。咀嚼音に紛れてクロノの足音に気付かない。人間の死体を貪り食っている、しかも女の足は蛇の化け物。とっさに木の影に隠れたクロノ。
ゴリゴリと鳴る咀嚼音。骨すら残らずに噛み砕いて呑み込んでいる様子。地面には食された人間の体液と糞尿が残り、土を被せて痕跡を消した
蛇女達。
隠れているクロノに気付かず、木に掛けられた服を着ると修道院へと向かっていく。
蛇女達は修道者に成りすましていた。

服を脱いでいたのは人間の返り血で汚るのを防ぐ為。
血で汚れた顔は長い舌綺麗に舐め取られた。
死体の衣類がその場にないので別の場所で殺してから運ばれただろう事。

所持していたクロノの無線機が鳴る。タイムトラベルしてきたルッカがクロノに応答を呼び掛けた
音に気付いた修道女達は周囲を見渡した。無線機の電源を切るクロノ。
クロノは木の影に隠れやり過ごそうとする。
空からコウモリが降りてきて修道女の肩に止まる。コウモリは何かを報告した。
 
修道院の周囲は彼女らの仲間であるコウモリが監視していた。蛇女達はクロノを逃がさまいと四方から取り囲んだ。クロノは四方からくる蛇女にどうする事でできないでいると、カエルが助太刀してくる。

「礼をいう必要はないぞ。さあ、リーネの居場所をはけ!」
  カエルはクロノが魔族であり、リーネを魔術で隠して誘拐したと思っていた。 
 誤解を解こうとするが、説明に時間がかかる。

 ところでカエルは魔族にとって厄介な敵として監視されていた。カエルが修道院に近付いた件がヤクラに報告される。ガルディアの大臣に成りすましていたヤクラは急ぎ駆けつける。 カエルがクロノに尋問している間に